「合格できるかどうか、もう自信がなくなってきた…」
そうつぶやいたのは、中学3年生のSさん。
模試の判定はE判定、担任の先生からも志望校変更を勧められていました。
それでも彼女は、たったひとつの理由で挑戦を決めたのです。
これはこれから受験を控える受験生にぜひ読んでほしいお話です。

この話は、s-Liveきょうと山科校を開校する前、
塾長がまだ別の塾で働いていた頃の出来事です。
紹介するのはその当時に担当していた生徒であるSさん
Sさんは明るく、周囲を笑顔にするような女の子でした。
部活に全力で取り組んでいた反面、勉強のスタートは遅れがち。
模試の結果も厳しく、学校の担任の先生から、志望校は「難しい」と言われていました。
それでも彼女には、行きたい高校、進みたいコースががありました。
そして「あとで後悔だけはしたくない」と決意し、ある高校の特進コースへの挑戦を決めます。
そこからのSさんは、見違えるほどの集中力でした。
大量の課題も、泣き言ひとつ言わず(たまに文句は言いながらも…笑)、毎日机に向かい続けていました。
そして迎えた合格発表の日。
結果は——
希望通りの「特進コース」合格!
しかも、成績優秀者として「授業料全額免除」の奨学生合格でした。
合格すら厳しいと言われていたところからのまさに奇跡のような結果。
でもSさんは、それでも満足しませんでした。
彼女の本当の第一志望は、公立高校。
お姉ちゃんと同じ制服を着たい——。
その一心で、彼女は奨学生の権利を辞退、最後の挑戦に向かいました。
前期選抜の結果は、不合格。
そこは当時から志願者倍率が6倍を優に超える人気校でした。
涙を流しながら「中期選抜ももう無理かもしれない・・・」とつぶやいたSさん。
そのとき私は、彼女にこう言いました。
「Sさん、思い出して。
あの高校、誰もが無理だと思っていたのに合格したじゃない。
しかも奨学生として。
それだけ努力できたSさんなら、今回も絶対やれるよ。」
その言葉にSさんは、少し笑って言いました。
「なんか、やれそうな気がしてきた」
その後の2週間、彼女は信じられないほどの集中力で勉強に打ち込みました。
そして迎えた本番。
結果は——合格!
念願の第一志望である公立高校に見事合格したのです。
合格発表の日、教室のドアを開けたと同時に
「せんせい、やった!うかった!」
と、うれしそうに報告してくれたSさんの顔を今でもはっきり覚えています。
Sさんが特別だったのは、
「結果」ではなく「心の持ち方」でした。
彼女はどんなときも「できる理由」を探していました。
「無理かもしれない」と思った瞬間に止まるか、
「やれるかもしれない」と思って動き出すか。
そのたった一歩の違いが、
人生を変えるほどの差を生むのだと、彼女が教えてくれました。
■この話でつたえたいこと
「努力すれば必ず合格できる」わけではありません。
でも、良い結果を掴んだ人は、最後まであきらめなかった人です。
受験まであと少し。
不安や焦りはあるかもしれません、でもそれは挑戦している証拠です。
あなたがほしい未来はもしかしたら、あなたが伸ばした手のその1mm先にあるかもしれません。
どうかその不安の先にある“1mmの希望”を信じてください。
春は必ず訪れます。
がんばれ、すべての受験生。
このSさんの話は、がんばる受験生にこそ届けたい実話です。
個別指導塾s-Liveきょうと山科校では、
結果だけでなく「自分を信じてやり切る力」を育てます。
もし今、不安で立ち止まりそうなときは、ぜひ一度ご相談ください。