「中3になったら考えよう」が危険な理由

2026-01-21

「都立入試って中3の後期内申ですよね?」

「じゃあ、中3になってから頑張れば大丈夫ですよね?」

これは、実際に保護者の方から非常によくいただくご相談です。

制度だけを見ると、確かに間違ってはいません。

しかし、


毎年受験生を見ている現場の実感としては、この考え方でうまくいくケースは多くありません。


都立入試は「中3後期内申」…でも、それだけを見てはいけない

都立高校入試で使われる内申点は、原則として中3の後期(2学期)の成績です。

そのため、

「中3になってから本気を出せばいい」

と考えたくなるのは自然なことです。

しかし、ここに大きな誤解があります。


中3になったら、みんな頑張る

中3になると、ほとんどの生徒が同じように動き始めます。

・提出物を出す

・授業を真面目に受ける

・テスト前にしっかり勉強する

つまり、


「中3から頑張る」だけでは差がつかない
のです。

結果として、

「思ったより内申が上がらない」

「頑張っているのに評価が変わらない」

という声が毎年必ず出てきます。


内申はテストの点数だけで決まらない

内申点は、定期テストの点数だけでなく、

授業態度・提出物・日頃の取り組み方などを含めた総合評価です。

これらは、


短期間で急に変えられるものではありません。

先生から見て、

「前から継続して頑張っている生徒」なのか、

「受験が近づいてから急に動き出した生徒」なのか。

この印象の積み重ねが、内申に影響するのが現実です。


では、本当に頑張り始めるべき時期はいつ?

答えはシンプルです。


中3になる前
です。

特に中2の後半は、

・勉強への向き合い方を整える

・提出物やテストへの姿勢を安定させる

・「ちゃんとやる生徒」という印象を積み上げる

非常に重要な時期になります。


中2の今、やっておかないと後で苦しくなること

中2のうちは、まだ点数が多少悪くても大きな危機感を持ちにくい時期です。

しかし、

・苦手単元を放置したまま進級する

・勉強のやり方が定まらない

・テスト前だけ頑張る習慣が固定化する

この状態で中3に入ると、


受験学年の負担は一気に大きくなります。


中1は「内申の土台」が作られる学年

中学1年生は、まだ受験を意識していないご家庭がほとんどです。

しかし実際には、


中1は内申の土台が作られる非常に重要な学年
です。

・提出物を期限通りに出す

・授業をきちんと聞く

・定期テストに向けて計画的に勉強する

こうした姿勢が中1のうちに身についている生徒は、

中2・中3になっても評価が安定しやすくなります。

逆に「まだ中1だから大丈夫」と思っていると、

後から修正するのに大きなエネルギーが必要になります。


小学生のうちに差がつくポイント

「内申は中学からだから、小学生はまだ関係ない」

そう思われがちですが、実際にはそうではありません。

・話を最後まで聞く

・ノートを丁寧に取る

・分からないままにしない

これらはすべて、


中学での評価・成績の伸びに直結
します。


今の時期に多いご相談


「中3になってから頑張っているのに、思ったより内申が上がりません」

「テストの点数は悪くないのに、評価が伸びないんです」

こうしたケースの多くは、


“頑張り始める時期”が少し遅かった
という共通点があります。


最後に

学年が上がるほど、修正にかかる時間と負担は大きくなります。

早く整えるほど、受験はラクになります。

中3になってから焦るのではなく、


中3になる前に準備する。

この差が、受験結果を大きく左右します。

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内申・受験を見据えた今やるべきことを整理する学習相談を行っています。


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