子どもが「見て!」「これできた!」と小さなサインを送ってくれること、ありますよね。
このとき大人がどんな反応を返すか、実はそれが、子どもの心の安心感を育てる大切なポイントなんです。
心理学ではこれを「情緒応答性(じょうちょおうとうせい)」と呼びます。
情緒応答性とは、子どもの感情や欲求の発信を、大人が共感的に受け止め、その意味をくみ取って応じること。
たとえば、転んで泣いた子に「泣かないの!」ではなく、「痛かったね」「びっくりしたね」と気持ちに寄り添う声かけをすること。そんな関わりの積み重ねが、子どもに「自分の気持ちは受け止めてもらえる」という安心を与えます。
また子どもへの応答として、大人は自分の都合や機嫌に合わせた反応をせず、子どもが必要としていること、欲求しているのはどんな反応なのかを適切に判断しなければなりません。
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応答が「信頼」をつくる
子どもが発信し、大人が反応する。
この繰り返しの中で、子どもは「信頼できる大人がいる」と感じ、子どもは心を開いていきます。
やがて「相手の気持ちにも気づける子」へと育っていくのです。
ただし、大人が先回りしすぎるのはNG。
何でも察して与えてしまうと、子どもが「自分で考える」「自分で乗り越える」経験をする機会を奪ってしまいます。
大切なのは、見守りながら寄り添う距離感です。
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最後に
情緒応答性は、親子だけでなく先生と子どもにも大切な関わり方です。
「小さなサインに気づき、気持ちに共感する」
それだけで、子どもの表情や学ぶ姿勢がぐっと変わっていきます。
日々の中で、そんな心のやりとりを大切にしていきたいです。