
とつぜんですが、
お父さんお母さんに質問です。
おうちでお子さんをほめるとき、どんなふうにほめていますか?
じつは「ほめ方」によって、子どもの考え方や学び方に与える影響は大きく、
そのやりかた次第で、子どもたちが感じる「自己肯定感」や「学習への意欲」を変えることがあります。
※自己肯定感・・・自分の良いところも悪いところも含めて、ありのままの自分を肯定する感覚。自己肯定感が高い人は、自分に自信を持って物事に取り組むことができる。
今回は、「子どもを伸ばす効果的なほめ方」についてお話をしていきます。
ほめ方で変わる子どもの考え方①
子どもをほめる際、その「ほめ方」には大きな違いがあります。
シカゴ大学の研究によれば、ほめるやりかたによって子どもの成長に影響が出ることが示されました。
その研究では、結果ではなく、「過程をほめる言葉」が大事であることがわかりました。
結果に関わらず、物事に取り組んだ過程や努力をほめるほうが良いということです。
例えば、「よく頑張ったね!」といった言葉でほめると、
子どもたちは困難な課題にも粘り強く取り組むようになるそうです。
ほめ方で変わる子どもの考え方②
また、スタンフォード大学の研究では、ほめ方が子どもの考え方にどのような影響を与えるかが明らかにされました。
その研究では、2つのほめ方を子どもたちにしてみたそうです。
ひとつは、「本人の能力をほめる言葉」です。
たとえば、「あなたは賢いのね。」など、
子ども自身の才能や成績をほめると、
彼らに「自分の能力は固定的で変わらない」という考えを抱かせる傾向がみられ、
結果、新しい課題にチャレンジしようとしなくなったそうです。
もうひとつは、「努力をほめる言葉」です。
「よくがんばったね!」といった言葉をかけられた子どもは、新しい課題にも積極的にチャレンジしようとし、むしろそれを楽しんだり、「もっと頑張ろう」と考える傾向が高かったそうです。
努力と成長をほめる大切さ
これらの研究から明らかになることは、結果や個人の素養を褒めるのではなく、
過程や努力を褒めることが子どもたちにとって効果的であるということです。
努力を評価し、自己成長への意欲を高める褒め方が、
子どもたちの自己評価や学習への意欲を向上させるようです。
まとめ
子どもの勉強への意欲を伸ばすためには、適切な褒め方が非常に重要です。
本人の能力や結果ではなく、「その過程や努力をほめる」ことで、子どもたちの自己評価や勉強への姿勢を向上させていきます。
もちろん結果も大事なことではありますが、勉強が苦手なお子さんの場合はとくに、
ほんの少しのことでも「頑張ったこと」や「できたこと」を、お父さんお母さんの言葉でほめてあげてください。