こんにちは。
小中学生コース主任の宮田です。
今回は小学生コースの授業を紹介します。
突然ですが、みなさんはこのクイズが解けますか?
ある高層ビルのオフィスの1階にエレベーターがとまっています。
朝の出社時間でエレベーターはほぼ満員です。
エレベーターの扉が閉まる直前に1人、女の人が乗ってきました。
すると「ビーーーーー!」と重量オーバーのブザーが鳴り響きました。
こういうときは最後に乗った人が降りるのがマナーですが、その女性はブザーが鳴り続けているのにも関わらず全く知らん顔をしています。
周りの人たちは「朝で急いでいるのになんて自分勝手な人だ!」とイライラ爆発寸前です。
しかし、この女性は自分勝手な人ではないのです。
一体どういうことでしょうか?(答え:ページの1番下にあります。)
これは小学生の授業で出題した「読解力+ひらめき」のクイズです。
ヒントは「自分にとっての当たり前が相手にとって当たり前ではないということもある」ということです。
・問題文を読んで状況を理解
・「自分勝手ではないというのは相手を思いやっての行動ですか?」など質問をする
・質問の回答をもとに順序だてて整理する
「学校の勉強がわかる」というだけではなく、楽しく思考力をつけていくことを中心に授業をしています。もちろん、生徒に合わせて指導をしているので「学校の勉強をガッツリしたい!」という生徒もいますので、こういう子はテキストをどんどん進めてもらっています。
↑英語で書けなかった単語・間違えた単語は青ペンで何度も書いてやり直しをしています(^^)
「わからなかった」で置いておくのではなくその場でしっかり復習できてえらい!
生徒に学んだことを先生に発表してもらう
「逆授業」もしています。
「逆授業」の目的はテキストや塾の授業・学校の授業で理解したことをきちんと覚えて、頭の中でまとめる。
そしてそれを
ひとに教えられるようになったときに「完璧に理解した」と言えるので、
完璧に理解することが目標です。
「逆授業」をしてもらったあとに先生からフィードバックをしました。
「接続語」の説明をしてくれましたが、ひとつひとつの接続語を丁寧に解説してくれていました。
「先生だったらこういう風に教える」という方法も伝えて「そっか~」と納得してくれていました(^^)
通常授業も逆授業も、
生徒ひとりひとりの学力・性格・やり方に合わせて指導をしています。
↑こちらはかなり難しい問題ですが、「普通の塾の授業じゃ物足りない」という子に取り組んでもらっています。
ただ、塾で授業を受けるだけではなく、
今後の生徒の将来も見据えて、今の意欲をさらに伸ばすような授業をしています。◎おまけ◎
最初のクイズの答えです。
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【答え】
エレベーターに最後に乗ってきた女性は耳がきこえない女性だったので、エレベーターのブザーには気付くことができませんでした。
普段から「当たり前」だと思っていることも、他の人からすればあたりまえでないこともあります。
視野をひろげて他人(相手)の立場に立つことが大切ですね。