こんにちは。
s-Liveおおさか西宮原校の塾長 上野雅成です。
ここでは、【人間力(生きる力)】 を育てることへの想いについて、少し書かせていただこうと思います。
ちょっとカタい話にもなりますが、お付き合いいただければ幸いです。
◆ 【人間力(生きる力)】 は、どのように育っていくのか?● 【人間力】 も 【生きる力】 も、とても広い意味合いをふくむ表現ですので、いろいろな風にとらえることができますが、僕は、このように定義してみたいと思います。
どれくらい幅広い状況・環境に、臨機応変に対応できるか? という適応能力。 生存能力。
そう言い換えてもいいかもしれません。
では、人間の生存能力はどう育てていけばいいのでしょうか?
●その一番のカギは、 【心の解放】 だと考えています。
生存能力(=人間力、生きる力)を育てるということは、つまり、「いかに成長し続けられるか?」 という問いに置き換えることができると思います。
生き残る生物が、変化に適応できる生物だという話は有名ですが、
まさにそれで、「成長し続ける」 ということは、子供でも、大人でも、常に 「学び続けて、変化を続けていく」 ということです。
難しく書きましたが、「生きる」→「成長(変化)し続ける」→「学び続ける」 という構図です。
それを踏まえて考えると。
いかに、伸び伸びと、自由に、楽しみながら、「学び」 を継続できるか?……が、大切になります。
ここで、やっと心の話が出てきます。
前述した 「伸び伸びと」、「自由に」、「楽しみながら」 というのは、すべて、心の状態を表しています。
イヤイヤ勉強している状態は、心の中でブレーキを踏みながら前に進もうとしている状態です。
逆に、楽しみながら勉強している状態は、アクセル全開でガンガン前に進んでいる状態です。
ですので、この心の状態を作ることが、指導者が創るべき、「学びの状態」 ということになります。
●「学ぼうとする者」(生徒)の心の状態をアクセル全開にするために重要なのは、 【承認してくれる指導者】 と 【安心できる環境】 だと、僕は考えています。
自分のことを全肯定して、承認してくれる指導者(先生)がいることが大前提で。
全肯定してくれるヒトが見守ってくれる場所だからこそ、学びに、心底、没頭できる。
この状態を創ることができれば、「学ぼうとする者」(生徒)は、やりたいことをどんどんやってみるようになり、それを承認し、褒めてもくれるから、また嬉しくなり行動し、経験を積み、それを繰り返していく。
この好循環を続けていけば、いろいろなことにアンテナを張り、興味を持つようになり、知識・経験を得ることが楽しくなっていき、結果、しぜんと自信が生まれてきて、自己肯定感も育っていく。
このマインドが育った状態であれば、行動と経験のサイクルは加速していき、最終的な成果としての 【生存能力(適応能力)】 が育つ。
長くなりましたが、僕はこのように考えています。
◆ 【ゲーム】を題材とした思考力・表現力・判断力の養成プログラム●僕は、この10年、受験指導・進路指導の仕事をしてきましたが、その前は、ゲームシナリオライターの仕事を15年ほどしてきました。
そこで培ったノウハウもありますし、なにより、人の成長する姿を応援することが大好きで、それと同じくらい、ゲーム創作やシナリオライティングも大好きです。
過去の経歴もあり、ゲームの仕組みと長所を教育や別のジャンルの活動に取り入れる 「ゲーミフィケーション」 というものが得意ですし、創意工夫をして、新しいモノを生み出すことが大好きです^^
そういった僕の個性と、これからの時代に求められる 【生きる力(思考力・表現力・判断力など)】 を育てる新学習指導要領で謳われている教育方針とが、とても相性が良く、また、「ゲーム」(ゲーミフィケーション)も相性がとても良いです。
そういう背景から立ち上げたのが、
【1】グループワークで学ぶ【思考力】養成講座【2】世界一のボードゲームから学ぶ【プログラミング思考】 という2つの講座(ワークショップ)です。
●僕は、5教科の教科指導を専門にしてきた人間ではないので、1つの教科を専門的に教えるティーチング能力では、他の学習塾の方々には遠く及びませんし、それができる方々を尊敬しています。
シナリオライターの経験から「現代文」と「小論文(作文)指導」は、旧帝大入試レベルまでプロとして指導できますが、それ以外の教科に関しては一般的なレベルの指導にとどまります。
ですので、国語力も強みではありますが、ゲームデザインと【生きる力】の育成に精通している僕が三国・宮原・東三国の地域の方々に提供できる 「価値」・「教育」は何だろう? 僕にできることは何だろう? …と自問した時にでてきた答えが、
【令和時代の 「新しい教育観」 に沿った独自のカリキュラムを創って、地域の子供たちに届ける】というものでした。
●「ゲーム」 というコトバだけを聞くと、(ただの)「遊び」 と思われても仕方ありません。
ですが、元プロとして答えるなら、「ゲーム」 というのは、
【論理的思考を積み重ねた芸術作品】です。
ゲームは、「設計」が命で、「設計」とはまさに論理の集合体です。
そして、ここでいう「論理的思考」こそ、新しい学習指導要領で 「プログラミング思考」 という言葉で表現されている、思考力そのものです。
ですので、ゲームという「論理的思考の成果物」 を通して論理的思考を学ぶのは、もっとも自然なことで、最短最良の学習法だと言えます。
長々と書かせていただきましたが、このような構想のもとに、これからも 「思考力」・「判断力」・「表現力」 を鍛え、育てる新しい講座(クラスやイベント)を企画・開催していきます。
それぞれ、1回参加してみる、ということができるように独立したメニューにしていますので、ご興味のある方はぜひ一度お問い合わせ・お申込みください。
上野雅成